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「八重の桜」第4話 妖霊星 あらすじ 【妖霊星の意味は?】 [テレビ]

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NHK大河ドラマ「八重の桜」、1月27日には早くも第4話です。
第4話のタイトルは「妖霊星」。
聞き慣れない言葉ですね。
どう言う意味なのか気になって調べてみました。


まず第4話のあらすじですが、

1858(安政5)年、西郷頼母(西田敏行)の松平容保(綾野剛)への働きかけが実り、覚馬(西島秀俊)の禁足が解かれ、八重(綾瀬はるか)もわがことのように喜ぶ。さらに、尚之助(長谷川博己)の教授方就任もかない、覚馬はうら(長谷川京子)をめとることになった。  一方、幕政では大老になった井伊直弼(榎木孝明)が、水戸藩主・徳川斉昭(伊吹吾郎)ら一橋派に無断で日米修好通商条約を締結。激怒した斉昭らは井伊のもとへ押しかけるが…。

以上NHKの公式サイトより


八重の兄・覚馬の禁則が解かれ、再び出仕できるようになったこと、そして覚馬の結婚と、
山本家では慶事続きだったわけですが、
一方では、時代は安政の大獄を迎えようとしており、次第に混迷を深めていこうとしています。

この時代の不穏な動きを暗示するものとして「妖霊星」を持ってきたのでしょう。


妖霊星(ようれいぼし)というのは、あまり一般的に用いられる言葉ではありませんね。

鎌倉幕府の滅亡から室町幕府成立、南北朝の混乱を描いた「太平記」にこの「妖霊星」が出てきます。
鎌倉幕府の執権北条高時が田楽に興じている時に、どこから来たのかわからない者たちが
「天王寺のえうれいぼし(妖霊星)を見ばや」と歌う場面があり、
それが間もなくおとずれる幕府の滅亡と混乱を予言していたかのように描かれているのです。

この場面は、NHKの大河ドラマ「太平記」(1991年、真田広之主演)の第8回でも使われました
(その回のタイトルがまさに「妖霊星」)。

今回の「八重の桜」でも、時代は幕末の混乱へと一気に進んでいきます。
その予兆を「妖霊星」というタイトルを使って表わしているのでしょう。

もちろん、直接的には「妖霊星」の意味は彗星のことでしょう
(古来、彗星は不吉なことの前兆として考えられてきました)。
予告動画でも最後の場面で彗星が使われていますね。

     20130126youreiboshi.jpg

ドラマでは妖霊星の意味をどのように描くのでしょうか。
それも楽しみにしたいと思います。



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